停電対策グッズ一覧:台風・真夏の停電に家庭でできる備え
結論から
停電は地震、水害、豪雪などの自然災害や事故によって、全国で一年中起こりうると内閣府は説明しています。ところが同じページによると、夜間の停電に備えて足元灯や懐中電灯などを準備している世帯は約43%と半数に満たない(防災に関する世論調査、平成29年11月)とされています。(内閣府 防災情報「家庭における地震時等の停電対策について」)
まずそろえたいのは、明かり(懐中電灯)、情報(携帯ラジオ)、スマホの電源(モバイルバッテリー)、水と食料。この記事では公的な情報をもとに、停電対策グッズと停電中の過ごし方をまとめます。スマホにはオフラインで動くアプリ(Lookout、心拍セルフチェックの70 BPM、ゲームのCaptain Star・Zero G・Down the Drone)を入れておくと、停電中の記録や暇つぶしに役立ちます。※70 BPMは医療機器ではありません。緊急時は119番へ。
公的機関が挙げている停電への備え
内閣府は、家庭での停電への備えの例として次を挙げています。
- 冷蔵庫や電子レンジなどが使えない状況を想定して調理手段を備える
- エアコンなどが使えなくても暖(涼)をとる手段を備える
- 電力が必要な家庭用医療機器を使っている場合は、予備バッテリーや代替手段を備える
- 給水ポンプの停止などによる断水に備える
- 火気を使う場合は、転倒時に燃焼が止まる機能などを意識して器具を選ぶ
政府広報オンラインも、懐中電灯は停電による暗闇を歩くときの必需品だとしています(政府広報オンライン)。
停電対策グッズ チェックリスト
| ✔ | グッズ | ポイント |
|---|---|---|
| ☐ | 懐中電灯・ランタン(複数) | 寝室・リビングなど手の届く場所に |
| ☐ | 携帯ラジオ+予備電池 | テレビ・ネットが使えなくても情報が得られる |
| ☐ | モバイルバッテリー(満充電) | スマホの連絡・情報収集用 |
| ☐ | 飲料水(1人1日3L目安) | 首相官邸の目安 |
| ☐ | 加熱不要の食料 | 冷蔵庫・電子レンジが使えない前提で |
| ☐ | カセットコンロ+ボンベ | 換気に注意 |
| ☐ | 生活用水(ポリタンク・浴槽) | 断水に備えて |
| ☐ | 暑さ・寒さ対策の手段 | 内閣府「暖(涼)をとる手段」 |
| ☐ | 医療機器の予備バッテリー | 該当する家庭のみ |
水と食料
首相官邸は、飲料水を1人1日3リットルを目安に最低3日分、食料も3日分(大規模災害では1週間分が望ましい)としています(首相官邸)。停電時は冷蔵庫が使えなくなるため、加熱不要ですぐ食べられるもの(缶詰、レトルト、ビスケットなど)を中心に。詳しくは防災グッズ 本当に必要なものリストへ。
明かりと電源:台風・真夏の停電で気をつけたいこと
台風の前には、懐中電灯・ラジオの電池、モバイルバッテリーの充電、水の確保を済ませておきましょう。真夏の停電ではエアコンが止まります。内閣府が挙げる「涼をとる手段」を事前に考えておくことが大切です。体調に不安を感じたら、ためらわず医療機関や119番に相談してください。(暑さの具体的な数値基準は本記事では扱いません。)
ろうそくは手軽ですが、地震の余震などで倒れると火災の危険があります。可能なら電池式のライトを優先しましょう。
スマホの備え:電池を守り、オフラインで使えるアプリを
停電中、スマホは連絡・情報収集の命綱です。
- まず電池を節約:省電力モード、画面を暗く、使わないアプリは終了。
- モバイルバッテリーは満充電で保管。
- 家族の連絡は171(災害用伝言ダイヤル)も確認(首相官邸)。
停電で通信が不安定になっても動く、完全オフラインのアプリもあると安心です。たとえば次のようなアプリがあります。
- Lookout(App Store):カメラとGPS、ほぼ360°撮影。台風後の被害状況を位置情報つきで記録。データは端末内のみ。
- 70 BPM(App Store):暗闇や不安で落ち着かないときの呼吸・心拍セルフチェック。※医療機器ではなく、診断・治療に代わるものではありません。緊急時は119番へ。
停電の時の暇つぶしには、どんなものがありますか?
検索でもよく聞かれる質問です。長い停電は、特に子どもには退屈で不安な時間。電気を使わない遊びとスマホを上手に組み合わせましょう。
電気を使わない暇つぶし - トランプ、UNO、ボードゲーム - 読書、読み聞かせ - 懐中電灯での影絵遊び - しりとり、なぞなぞ、怖くない話
スマホでできる暇つぶし(電池に余裕があるときだけ) - オフラインゲーム:ゲームCaptain Star(App Store)、Zero G(旧Astro Belt、App Store)、Down the Drone(App Store)はネット不要。 - 家族でおうち映画:Lookoutでろうそく風ライトの「停電ドラマ」や、リビングからの「停電ニュース」を撮影。後で見返すと良い思い出になります。
電池の使いすぎには注意。「50%まで」など家族でルールを決めましょう。
配慮が必要な人がいる家庭
在宅で電気を使う医療機器を使っている方は、内閣府も挙げているとおり予備バッテリーや代替手段を事前に準備し、主治医や機器メーカーに停電時の対応を確認しておきましょう。高齢者や乳幼児がいる家庭は、暑さ・寒さ対策を特に早めに。
停電に備えて家族で決めておくこと
政府広報オンラインによると、災害時は携帯電話の回線がつながりにくくなるため、家族の安否確認には「災害用伝言ダイヤル(171)」や「災害用伝言板」の利用が勧められています。体験利用は毎月1日と15日、1月1日〜3日、防災とボランティア週間(1月15日〜21日)、防災週間(8月30日〜9月5日)にできます(政府広報オンライン)。停電が始まる前に、一度家族で試しておきましょう。
また、同じページでは緊急地震速報がテレビやラジオ、携帯電話、市町村の防災無線などで伝えられると説明されています。停電でテレビが使えなくても、携帯ラジオがあれば情報を受け取れます。
停電中の火の取り扱い
内閣府は、停電したまま自宅で過ごす場合、暖房・調理・照明などに火を使う可能性があるとしたうえで、余震による転倒で火災にならないよう、転倒時に燃焼を止める機能や落下物への引火を防げる構造を意識して器具を選ぶこと、そして火の周りに可燃物が倒れたり落ちたりしないよう注意することを求めています(内閣府)。ろうそくより電池式ライトを優先するのはこのためです。
衛生用品も忘れずに
政府広報オンラインは、感染症対策の衛生用品としてマスク、手指消毒用アルコール、せっけん・ハンドソープ、ウェットティッシュ、体温計を例に挙げています。断水を伴う停電では、手洗いが難しくなるため特に役立ちます。
よくある質問
停電対策グッズで最低限必要なものは? 懐中電灯、携帯ラジオと予備電池、モバイルバッテリー、水と加熱不要の食料です。
停電の時の暇つぶしには、どんなものがありますか? トランプやボードゲーム、読書、影絵などの電気を使わない遊びと、電池に余裕があればオフラインゲームや家族での動画撮影がおすすめです。
停電中に冷蔵庫はどうする? 冷蔵庫が使えない前提で、加熱不要・常温保存できる食料を備えておきましょう(内閣府)。
出典
- 内閣府 防災情報「家庭における地震時等の停電対策について」https://www.bousai.go.jp/jishin/syuto/denkikasaitaisaku/teidentaisaku.html
- 首相官邸「災害への備え 事前にできること」https://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/sonae.html
- 政府広報オンライン「災害時に命を守る一人ひとりの防災対策」https://www.gov-online.go.jp/article/201108/entry-8072.html
最終更新:2026年10月30日
今のうちに準備を
懐中電灯の電池とモバイルバッテリーを今日チェック。Wi-Fiがあるうちにオフラインアプリも:Lookout ・ Captain Star




















