防災グッズ 本当に必要なものリスト:政府の推奨をそのまま整理
結論から
首相官邸の「災害への備え」によると、家庭の備蓄は最低3日分、大規模災害に備えるなら1週間分が望ましいとされています。飲料水は1人1日3リットルが目安です。さらに、すぐ持ち出せる非常用持ち出しバッグ(防災リュック)と、家族の安否確認方法(災害用伝言ダイヤル171など)を事前に決めておくことが勧められています。(首相官邸「災害への備え 事前にできること」、最終更新:令和8年10月)
この記事では、政府の情報をもとに「本当に必要なもの」だけをリスト化し、スマホの備えや停電中の過ごし方まで紹介します。スマホには、ネットがなくても使えるアプリ(カメラとGPSのLookout、心拍セルフチェックの70 BPM、ゲームのCaptain Star・Zero G・Down the Droneなど)を入れておくと安心です。※70 BPMは医療機器ではありません。緊急時は119番へ。
政府が推奨していること
首相官邸のページは、次の3つを「身の回りの備え」として挙げています。
- 家具の固定:大地震では「家具は必ず倒れるもの」と考え、壁に固定。寝室や子ども部屋にはなるべく家具を置かない。手の届くところに懐中電灯・スリッパ・ホイッスルを。
- 食料・飲料の備蓄(3日分〜1週間分):特別なものではなく、普段の生活で使っている食品等を備えることがポイント。
- 非常用持ち出しバッグ:避難時に持ち出すものをリュックにまとめておく。
政府広報オンラインでは、懐中電灯は停電による暗闇を歩くときの必需品、ホイッスルは下敷きになったときに救助を求めるためのもの、と説明しています。(政府広報オンライン「災害時に命を守る一人ひとりの防災対策」、2026年2月13日)
防災グッズ チェックリスト
家庭の備蓄(最低3日分〜1週間分)
| ✔ | 品目 | 目安・出典 |
|---|---|---|
| ☐ | 飲料水 | 1人1日3L × 3日分(首相官邸) |
| ☐ | 非常食 | アルファ米、缶詰、干物、乾パンなど3日分(首相官邸) |
| ☐ | トイレットペーパー、ティッシュ | 首相官邸 |
| ☐ | 携帯トイレ・簡易トイレ | 首相官邸 |
| ☐ | マッチ、ろうそく | 首相官邸 |
| ☐ | カセットコンロ | 首相官邸 |
| ☐ | 生活用水(ポリタンク、お風呂の水) | 飲料水とは別に(首相官邸) |
非常用持ち出し袋の例(政府広報オンライン)
飲料水、食料品(カップめん、缶詰、ビスケット、チョコレートなど)、貴重品(預金通帳、印鑑、現金、健康保険証など)、救急用品(ばんそうこう、包帯、消毒液、常備薬など)、ヘルメット・防災ずきん、マスク、軍手、懐中電灯、衣類、下着、毛布・タオル、携帯ラジオ・予備電池、使い捨てカイロ、ウェットティッシュ、洗面用具。乳児がいる家庭はミルク・紙おむつ・ほ乳びんも。
水と食料:ローリングストックで無理なく
政府広報オンラインは食品の目安として、ご飯(アルファ米など)1人5食分、ビスケット、板チョコ、乾パンなど、1人最低3日分を挙げています。また、南海トラフ巨大地震のような広域災害では「1週間分以上」の備蓄が望ましいとの指摘もあると記載されています。
おすすめはローリングストック。普段食べているものを少し多めに買い、古いものから使って、使った分を買い足す方法です。首相官邸の「普段の生活で利用されている食品等を備える」という考え方とも一致します。期限切れの心配が減り、いざという時も食べ慣れた味で安心できます。
計算例(政府の目安からの試算):4人家族・3日分の飲料水 = 4人 × 3L × 3日 = 36L。1週間なら84Lです。
明かりと電源
- 懐中電灯(家族の人数分、寝室にも)
- 携帯ラジオと予備電池
- ろうそく・マッチ(火の取り扱いに注意。余震時は特に)
- モバイルバッテリー(停電が長引いたときのスマホ用)
停電への備えは、停電対策グッズの記事で詳しくまとめています。
スマホの備え:まず電池、次にオフラインアプリ
災害時は携帯電話の回線がつながりにくくなることがあると首相官邸も注意しています。だからこそ、
- 電池を最優先で節約:省電力モード、画面の明るさを下げる、不要なアプリを閉じる。
- モバイルバッテリーを満充電で保管。
- 171(災害用伝言ダイヤル)の使い方を体験日(毎月1日・15日など)に家族で確認。
そのうえで、インターネットがなくても動くアプリを入れておくと安心です。たとえば次のアプリは、どちらも完全オフラインで動作し、データは端末内に保存されます。
- Lookout(App Store):カメラとGPSを1つに。ほぼ360°の撮影が可能で、被害状況や周囲の様子を位置情報つきで記録できます。クラウドに送らず端末内に保存。
- 70 BPM(App Store):不安が高まったときの、呼吸と心拍のセルフチェック用アプリ。※70 BPMは医療機器ではなく、診断・治療・医師の助言に代わるものではありません。緊急時は119番に通報してください。
家族の安心と気分転換
避難生活や長い停電は、子どもにも大人にもストレスです。トランプ、本、塗り絵など、電気のいらない遊びを持ち出し袋に入れておきましょう。
スマホの電池に余裕があれば、オフラインで遊べるゲームも気分転換になります。ゲームCaptain Star(App Store)、Zero G(旧Astro Belt、App Store)、Down the Drone(App Store)はネット接続なしで遊べます。Lookoutで懐中電灯を使った「おうち映画」を家族で撮るのもおすすめです。
配慮が必要な人がいる家庭
乳児(ミルク、紙おむつ、ほ乳びん)、高齢者、持病のある方(常備薬、お薬手帳のコピー)、ペットがいる家庭は、それぞれ必要なものを追加しましょう。電気を使う医療機器を使用している場合は、予備バッテリーや代替手段を備えることが内閣府の停電対策でも挙げられています(内閣府 防災情報)。
よくある質問
防災グッズで本当に必要なものは? 水(1人1日3L×3日分以上)、非常食、簡易トイレ、懐中電灯、携帯ラジオ、常備薬、モバイルバッテリーなど。政府は最低3日分、できれば1週間分の備蓄を推奨しています。
ローリングストックとは? 普段の食品を多めに買い、使った分を買い足して常に一定量を備える方法です。
家族との連絡方法は? 災害用伝言ダイヤル「171」や通信各社の災害用伝言板。毎月1日・15日などに体験利用できます。
出典
- 首相官邸「災害への備え 事前にできること」(最終更新:令和8年10月)https://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/sonae.html
- 政府広報オンライン「災害時に命を守る一人ひとりの防災対策」https://www.gov-online.go.jp/article/201108/entry-8072.html
- 内閣府 防災情報「家庭における地震時等の停電対策について」https://www.bousai.go.jp/jishin/syuto/denkikasaitaisaku/teidentaisaku.html
最終更新:2026年10月30日
今日からできること
リストを印刷して3つチェック。Wi-Fiがあるうちにオフラインアプリを入れておきましょう:Lookout ・ 70 BPM




















